くる美&三毛猫みーこと茶々のらんちゅう日記

さもない日常を書いています。

今年唯一の導入魚たち。

長い事仔引きをしていると「これぞ私の大好きなタイプの魚!!」と
出会う事になります。
それらを元にしていろいろなパターンで掛け合わせていくと
自分でベストと思える血統に行きつくことにつながります。
〇〇系と自分の名前を付けたり、わが家系と称したりするのは
このようにかなりの年月をかけつつデーター取りを繰り返しつつ
自分の眼で数世代の自家産魚の特徴を把握して完成していくものです。


一度、良い系統の維持管理ができると数年はとても安定した良質の
魚を作出できるようになります。


問題はこの後です。
しだいに血が濃くなることで弊害が出始めます。
維持どころではなくなってくるのです。


親子で掛け合わせて戻してみたりしますが
だんだんと無理が出てきます。


なので定期的にどのブリーダーさんも全く他の愛好家さんの
魚を購入したり交換したりするわけです。
この事を「導入(魚)」と言います。
これは交尾対象とするために5匹以上での導入がおすすめです。
自然と雄と雌が混在してきますし万が一1匹~2匹落ちて(死んで)も
何んとかなるものです。


私が導入する場合は6月~7月頃にしています。
少しまとまった数で購入できる機会がここですから。
当時は青子でしたがスクスクと育っています。

10匹程度残す事ができました。
これで新しい血のキープ完了です。
これだけでも安心して来年の望める気持ちになります。


今回は西日本のある1人のブリーダーさんからまとめてお譲りいただきました。
こちらは15年以上前の事ですが作出される魚のインパクトに
私が一目ぼれしてお付き合いさせていただいている方です。
今もいろいろと勉強させていただいております。


そうそう、私達家族は本日、全員でインフルエンザ予防接種を
受けてまいりました。
これから寒さが一気に加速してきます。
コロナもありますから皆さまも早めの接種をされて
元気に過ごしてまいりましょう。


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みーこが家族入りした日。

前のブログでみーこが家の中にいる姿がありました。
で、今回はあの写真より少し前の内容となりますので
ご了承ください。


三毛猫みーこを家に入れる前に病院で細かな検査をしました。


糞には線虫の卵が少し混じって居たりしましたがこれは虫下しで
処理できます。当然、ノミヤダニが付いているものとして
薬を処方。完全に効果が出るまで1~2週間は家に入れるわけには
いきません。
やっと、みーこを家に迎えると決めていた日がきました。


ただ、半野良と化したみーこが絶対に今日も家に来るとは限りません。


早朝6時前に玄関をそーと開けると眼の前に座って待っててくれました。
イメージですがリュックサックを背負って「今日からお世話になります」と
言いたげに小さく「ミャっ」と一声。


玄関に入れてすぐ奥さんと息子で風呂場に直行。
きれいさっぱりとなり新居で養生です。
お風呂もおとなしく洗わせてくれたそうです。
当日は流石に落ち着かない様子でしたが
我慢してくれていました。
翌日からはすぐに慣れてごはんを食べたり、3階建てのケージから出て
リビングで日向ぼっこしたりと落ち着いてきました。


後日、肝心の白血病、猫エイズ等の検査をしましたが
全て問題なくホッとしました。


ここで覚悟はしていた事なのですがみーこの2度目の妊娠の可能性です。


もっと早くに避妊手術すればいいのにと思われる方も
いるでしょうが、ここ1~2カ月間この猫については紆余曲折ありまして、
すぐに私達の方で手をだせなかったわけです。


わが家に拘った一番の原因がコレかと。
安全だと思った私の敷地内で最初の出産をしたわけですが
元の飼い主に連れ戻されたりといろいろありました。


さらに安泰なところを探して家猫を希望してきたと
思いましたからね。


子供がいた場合は責任を持ってわが家で迎えたり
里親さんをちゃんと探してあげようと決心はできていました。
レントゲン検査をしてから避妊手術をします。


家の中に入れて2週間後に注目の検査となるわけです。


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冬近しと思ふ。

初めに、前回のラスト画像でチラッと映っていた三毛猫ですが
結局はわが家の家猫「みーこ」となりました。
あまりのアピール力に私は諦めました。
もちろん、徹底的に病院で検査をして大丈夫と判断されたからです。
猫アレルギーで苦しい日々を送っている私です。


朝、水換えをしようと手を入れると日々水温の低下を感じ
いよいよ魚たちを休ませようと思っています。
昨日は18個の当歳池の苔落としと水換えをしました。
そのうちの1池です。

出来としては平均点だと思います。
知らない方のために書きますが1つの池で泳がせるのは
同じ両親から生まれた仔たちだけ。
兄弟姉妹という事です。
これには理由がありますが
この件はまた別の機会に書いてみたいと思います。


金魚類は1回の産卵で3000個の卵を産みます。
9割程度は孵化しますので凄い数ですよね。
そこから選別という作業を繰り返して7か月かけて
この画像の数までくるのです。
駄目だと判断した仔の事を「撥ね魚」と呼びます。
99%は撥ね魚となってしまうわけです。
たとえ欠点がみられる仔たちであっても
ここまで残ったらんちゅうは精鋭と呼ぶしかありません。
撥ねた2000匹以上はどうなったのか?
自然に出てくる疑問です。
答えは飼育者それぞれの判断という事になります。


私の所ではヤフーオークション等で出品したり
地元のイベント等で「高級金魚らんちゅう掬い」として
無償で提供させていただいています。
この数は本当に凄いものとなり既に地元では
お祭りのメインイベント化しているそうで本当に嬉しいばかりです。


話を戻しますが
冬眠と聞く自然の動物たちの様に春まで寝てるという印象かも
しれませんね。
飼育している魚の場合、正確には完全な餌切という事です。
こうして来年の春までお休みをさせます。
数か月餌など与えなくても全然大丈夫です。
犬や猫とは違いますから。
大切なのはこの時期までに病気をさせないで元気に
育ててくれば何の問題もなく、来春に卵を皆産んで
くれます。そうしてまた1年がスタートするわけです。


早めに魚に手がかからなくなれば別の作業に入れます。
新しい設備の準備です。
イメージができたのであとは形にするだけです。


寒くなる季節でありますが太陽が照って暖かい時間を見て
お庭で日向ぼっこしています。


ポメの女の子で娘同然に大切にしています。
毛色が黒いのですぐ体が熱くなってしまうので15分程度でした。
大切なリフレッシュタイムです。