くる美&三毛猫みーこと茶々のらんちゅう日記

さもない日常を書いています。

看板ポスト猫としての日々

さて、この子猫たちはいったいどうしたものか・・・・。
今のわが家では飼いきる覚悟はありませんでした。
ただ、あらためて相手の噂を聞くととても良くなかったのです。
無事にすみそうもないな、これは。
かなり迷ったのですが4匹を連れて、「この仔らをどうされるのか?」
と聞きに行ってまいりました。
やはり、「育てる気持ちは全くない」との事でした。
だったら避妊や去勢をすべきと申し上げたのですが
こういう扱いを平気でしている人間に通じるわけないんです。


とりあえず4匹を動物病院で紹介された里親を探していただける方々に
お願いしてきました。これが私にできる精一杯なのが申し訳なかったんですが。


しばらくしてこの男性は借家から引っ越されていきました。
私はよく知りませんでしたが、2~3年前にお父さんと2人で
引っ越してきた方だったそうで、近所でもお付き合いをされている方は
ほとんどいなかったようです。


その後、不思議とあれほどいた大人の猫たちは姿をほとんど
見せなくなりました。


まぁ、魚(らんちゅう)の飼育を楽しくやっている私にとって
決して悲しむ事ではありません。
こいつらのおかげで20匹程度の高級金魚をランチに提供させられてきました。
本当は20万円くらい賠償請求したかったくらいでね。


何とも気になっていた三毛猫なんですが・・・。


12月の雪のたくさん積もった朝、玄関を開けると
足元には必ず遠くから続く猫らしき足跡。
こんな寒い雪の中来てたのか・・・・。と
家族みんなで何とも言えないモヤモヤ感。
大雨の日も屋根がある玄関先の隅っこに座って
私たちがでてくるのをひたすら待っているようだ。
なんだろう、最近はいつも独りだ。
私も「凄い雨だね」といって30分くらいお付き合い。
この三毛猫だんだんと可愛くなってきますね。


そして・・・・・。
いつの間にかハウスで猫用の餌を与えるようになってきました。
日中はたまたま置いてあった絨毯と同じ材質の布の上で
ずっと昼寝をしているようになっていました。



唯一助かったのは、この三毛猫は洗面器に金魚を入れて目の前で泳がせてみても
絶対に手を出さなかったことです。
これは数回試してみましたが大丈夫でした。
まぁ、猫ですからね、100%信用してませんから。そこは大丈夫ですよ。


わが家にはポメラニアンの女の子で「くる美」ちゃんがいますので
猫の同居は考えていません。知識もあまりないのでほぼ野良猫を家に入れて
何かあったら大変ですから。


だいたい、私はひどい猫アレルギーです。飼うの絶対無理。


ただこの三毛猫の家猫になりたいアピールが凄かった。
根性は立派なものでした。


来る日も来る日は昼間はこんな感じでした。


来客や配達員さんのだれもが「かわいい猫ちゃん飼ったんですね!!」
声を掛けられるたびに小声で「ミャッ」(そうよ!)とばかりに返事。
ついに根負けする日がくるのでした。
(つづく)




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